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スマートDとパナソニック、共同でサービス開発へ

2021年6月29日 (火)

話題スマートドライブとパナソニックは29日、物流企業などに「ETC2.0」のシステムを活用した運行管理サービスを提供するための共同実証を開始すると発表した。詳細については明らかにしていないが、高価なデバイスを購入せずに利用できるサービスを実現し、物流業界における業務効率化を後押しするとしている。年内にサービスの提供を試験的に開始し、技術や事業性を検証する。

料金収受に特化した従来のETCを進化させ、車載器からの情報を全国の高速道路などに設置されたITSスポット経由で収集する「ETC2.0」は、2015年に導入され、これまでに648万台の車載器が普及。パナソニックはGPSを搭載した事業用ETC2.0車載器を発売し、ITSスポットの設置・保守事業も展開するなど、業界をリードする立場にある。

今回の共同実証では、スマートドライブが「モビリティ・データ・プラットフォーム」の提供などから得た知見を、パナソニックが車載器開発やETC2.0データ活用などから得た知見を提供。両社のノウハウを融合してサービスを開発するという。

ETC2.0 システムを活⽤したサービスのイメージ図(出所:パナソニック)