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ネオブランド船を拡充

三井造船、燃費25%改善の18万トン型貨物船を受注

2014年9月11日 (木)

荷主三井造船は10日、18万2000重量トン型ばら積み貨物運搬船を受注したと発表した。次世代型エコシップとして同社が独自に開発した、燃費性能に優れる「ネオ182BC」の1番船で、従来型と比べてトンマイル燃費性能が25%改善している。

千葉事業所(千葉県市原市)で建造し、2017年に完成・引渡しを行う。同社はこれまで、neoシリーズのラインナップとして、5万6000重量トン型「ネオ56BC」、6万重量トン型「ネオ60BC」、6万6000重量トン型バルクキャリア「ネオ66BC」を開発、市場投入を進めており、このシリーズに18万2000重量トン型を加えた。

新船型は、長さ292メートル、幅45メートルの「ダンケルクマックス」と呼ばれるケープサイズ・バルクキャリアで、主機関には最新の電子制御エンジン「MITSUI-MAN B&W 6G70ME-C9」を採用し、航海速力は15ノットで計画している。