荷主三井造船は25日、玉野事業所で建造していたハンドベルシッピング社(パナマ)向け6万6000重量トン型ばら積み貨物運搬船「バルクドラコ」を引き渡した。
この貨物船は、同社の環境対応・低燃費船「neoシリーズ」の幅広浅喫水船型・6万6000重量トン型バルクキャリアー「neo66BC」で、同船型では10隻目の竣工となる。
載荷重量6万6000トン以上、容量も8万2800立方メートル以上と大きなキャパシティーを確保し、石炭、鉄鉱石、小麦、大麦、大豆などのばら積み貨物に対応するほか、長尺物やホットコイルなどの半製品輸送も可能となっている。