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田辺三菱製薬、東日本物流センター、4月中旬に再開

2011年3月30日 (水)

話題田辺三菱製薬は30日、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響で操業を一時停止していた田辺三菱製薬工場の足利工場(栃木県足利市)、鹿島工場(茨城県神栖市)について、復旧のめどが立ったとして、4月中旬の操業再開に向けて、生産計画の検討を行っていると発表した。

 

また、東日本物流センター(千葉県柏市)では、建物、設備の一部が損壊したため、入出庫を停止するとともに、これまで西日本物流センター(大阪府枚方市)を優先的に活用するバックアップ体制をとっていたが、復旧の見通しが立ったため、4月中旬から順次入出庫を再開し、早期に通常の態勢を整える。

 

同社の主要製品は、概ね在庫を確保しており、現時点では、製品の安定供給に影響を及ぼすことはないと想定しており、震災で通常の営業活動が継続困難となった事業所でも、28日から医療機関などの要請に応じ、医薬品の安全管理業務などを中心とした活動を再開している。