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横浜港埠頭公社、港湾物流施設の一元管理開始

2011年4月4日 (月)

ロジスティクス横浜港埠頭公社は1日、横浜港の公共物流など関連施設の一元的管理を開始した。横浜港のコンテナターミナルは、2007年度から埠頭公社が一元的に管理しているが、このほかの港湾物流施設は横浜市港湾局やその他の指定管理者が管理し、窓口が分散化していた。

 

物流関連施設管理の一元化により、横浜港の公共物流など関連施設の窓口が埠頭公社となり、利用者にとっては物流施設の使用許可申請や物流施設利用に係る事前調整、施設利用中の相談などが一本化されるほか、埠頭公社がふ頭全体の利用状況などを把握することで「横浜港での物流など施設全体の効率的利用が促進される」としている。

 

埠頭公社では一元管理の実施に合わせ、本牧・大黒ふ頭に事務所を設置し、利用者利便の向上を図る。

 

■横浜港埠頭公社による一元管理の概要
管理対象:上屋、荷さばき地、コンテナ・在来貨物ターミナル用地、岸壁、物揚場、荷役機械など

 

管理対象ふ頭:本牧ふ頭、山下ふ頭、大黒ふ頭、南本牧ふ頭、金沢木材ふ頭、出田町ふ頭、瑞穂ふ頭、山内ふ頭、みなとみらい中央地区、末広町

 

業務内容:施設の使用許可・利用調整、各ふ頭の道路など附帯施設の管理、SOLAS制限区域の警備・立入許可証などの発行、港湾施設使用料の徴収、入港料届の受理・料金徴収など