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コカ・コーラ、PETボトル入り飲料水を緊急輸入

2011年4月5日 (火)

話題日本コカ・コーラは5日、東日本大震災の影響で水製品に対する需要が急増していることを受けて、PETボトル入り飲料水(軟水)1万8000本(1.8リットルPETボトル12本入りで1480ケース)を秋田空港に緊急輸入する。すべて東北の被災地に無償提供する。

 

日本のコカ・コーラシステムでは、震災直後から継続して日本国内7か所の水製品工場で、PETボトル入り飲料水(軟水)を増産するためフル生産を続けるとともに、西日本地域の工場で製造した製品を被災地や首都圏に振り分けるなど、需要の変化に柔軟に対応する物流体制を敷いている。

 

こうした一連の対応に加え、震災の影響による水製品への需要の急増により積極的に対応するため、緊急対策としてPETボトル入り飲料水(軟水)を順次輸入することにしたもので、この一環として、韓国のコカ・コーラコリアからPETボトル入り飲料水(軟水)を輸入した。

 

被災地支援分の大型PETボトル約1万8000本は、5日午前中にソウル仁川(インチョン)空港から出荷され、同日午後1時に秋田空港にチャーター便で到着。一旦、空港外の提携倉庫に運搬・納品され、その後自治体と協議の上、提供先を決定していく。

 

また、当面の対応として、今回輸入するものと同じブランドのPETボトル入り飲料水(軟水)を輸入し、PETボトル入り飲料水(軟水)を必要とする顧客が多いエリアで販売する。