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米FMC、マースクとMSCの船腹共有協定を承認

2014年10月9日 (木)

ロジスティクスマースク・ラインは9日、米国連邦海事委員会(FMC)が同社とMSCによる船腹共有協定(VSA)を承認したと発表した。これにより、マースクとMSCは計画通り、VSAを発効させることができる見通しとなった。

マースクの貿易・マーケティング責任者、ヴィンセント・クレール氏は「FMCがMSCとのVSA発効を許可することを決定したのは、われわれと米国の顧客にとって互いに有利な状況をもたらすことになる。より大きく、よりコスト効率に優れたネットワークを顧客に提供し続けることができることを大変嬉しく思う」と述べ、FMCの決定を歓迎した。

同社とMSCは、2015年1月から新たな東西ネットワークの運用を開始する計画で、発効後は、このVSAのコンテナ船数は185隻、積載能力は210万TEUに達する。このうちマースクの比率は55%。