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横浜冷凍、メコン地域4か国の視察団が新拠点を見学

2014年10月15日 (水)

ロジスティクス横浜冷凍、メコン地域4か国の視察団が新拠点を見学横浜冷凍は15日、日本アセアンセンター主催でメコン4か国の政府・民間関係者ら総勢30人を招き、同社の夢洲物流センター(大阪市此花区)で10日に施設見学会を開催したと発表した。

日本アセアンセンターは、1981年にASEAN加盟国政府、日本政府が「東南アジア諸国連合貿易投資観光促進センター設立協定」に署名して設立された国際機関。

今回の視察は、カンボジア商務省貿易促進局、ラオス産業商務省貿易促進局、ミャンマー商務省貿易促進局、ベトナム商工省貿易促進庁の協力で実現した。

同センターは近畿圏の主要物流拠点として7月から稼働。冷却設備には産業用省エネ型ノンフロン冷凍装置(NewTon)を導入。自然冷媒使用による環境に配慮した最新鋭の技術を駆使している。また、施設屋上には、業界最大規模となる630キロワットの太陽光発電システムを設置。自社利用のほかに、営業冷蔵庫初となる売電も行っている。

視察団は最新の保管・流通システムなど関連の知識・理解を深める人材育成プログラムを実施するため、日本の最先端の食品流通施設を見学する目的で視察を実施。

同センターはノンフロン冷凍装置やBEMSなどの先進技術を備えているため、各国の食品産業関連のインフラ整備やシステム構築時の参考とする施設のひとつとして選ばれた。