住友大阪セメント、八戸セメントが生産再開

産業・一般住友大阪セメントは14日、東日本大震災の影響で稼動を停止していた連結子会社・八戸セメント（青森県八戸市）が、13日に生産を再開したと発表した。港湾出荷設備などで一部復旧中の設備があるものの、近日中にはセメントタンカーによる出荷も再開できる見込み。

セメント製品の出荷拠点であるサービスステーション（SS）は、仙台港SS（宮城県仙台市）、小名浜SS（福島県いわき市）で津波などによる設備被害を受けた。住友大阪セメントでは「両SSの早期の復旧を目指す一方、それまでの間、ほかのSSなどを活用し、セメント製品の円滑な供給維持を図る」としている。