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ファンケル、京セラ製太陽電池モジュールを導入

2011年4月15日 (金)

認証・表彰ファンケル美健滋賀工場ファンケルは15日、グループの化粧品製造拠点「ファンケル美健」滋賀工場(滋賀県蒲生郡日野町)に、滋賀県で最大規模となる371キロワットの太陽光発電システムを導入し、稼働を開始したと発表した。

 

同システムには、京セラが「2010年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰(技術開発・製品部門)」を受賞した最新の高効率太陽電池モジュール「KS2381P-3CFCA」を国内初採用。年間35万2765キロワット時の発電量を見込んでおり、発電した電力で工場使用電力の約13%をまかなう。これにより、年間約129トンのCO2の排出削減を見込んでいる。

 

ファンケルは、同工場を環境にやさしいエコ工場と位置付け、これまでもゼロエミッション(再資源化)活動などに取り組んできたが、太陽光発電システムの導入や液化天然ガスへの切り替えにより、製造工程でも地球環境に配慮した工場施設の実現を目指す。

 

また、従業員だけでなく、来訪者にも環境に関心を持ってもらえるよう、工場正面に太陽電池モジュールを設置したほか、同システムによる発電電力量は工場正門脇に設置した発電モニターでリアルタイムに表示する。

 

■ファンケル美健滋賀工場の概要
設立:2002年10月8日
所在地:滋賀県蒲生郡日野町大谷東山341-9
敷地面積:8万9980平方メートル(2万7218坪)
延床面積:2万1526平方メートル(6523坪)
製造アイテム数:355種