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全米35都市で物流施設など多様な投資展開

三菱地所、米不動産ファンド運用会社を買収

2014年10月31日 (金)
三菱地所、米不動産ファンド運用会社を買収

▲I-210ロジスティクスセンターII(出所:三菱地所)

拠点・施設三菱地所は30日、米国子会社のロックフェラーグループインターナショナルを通じ、不動産ファンドの運用業務を展開するTAリアルティの出資持分を取得、子会社化すると発表した。

TAリアルティは全米35都市でオフィス、物流施設、住宅、商業施設など多様な不動産を対象としたファンドマネジメント業務を展開しており、これまで10本の旗艦ファンドなどを組成・運用している。運用総額は1.3兆円に及ぶ。

物流施設では、カリフォルニア州リアルトの「I-210ロジスティクスセンターII」(延床面積7万600平方メートル)などに投資している。

三菱地所では、2020年にグローバル規模で運用資産総額5兆円を目標に掲げており、今回の買収で運用資産総額は3.3兆円に到達、およそ半分を海外が占めることとなる。