ロジスティクスキャセイパシフィック航空は6日、プノンペン(カンボジア)への定期貨物便の運航を11月23日から開始すると発表した。
プノンペンへの定期貨物便は、香港→シンガポール→ペナン→プノンペン→香港のルートで週2便体制で運航。これにより、同社のアジア太平洋地域の貨物輸送網は増強され、荷主にはカンボジアと世界各地間の物流ルートで、より多くの選択肢と柔軟なスケジュールが提供されることとなる。
同社は現在、10月に就航したカルガリーを含め、香港を拠点に世界45都市へ定期貨物便を運航。香港→プノンペン線は姉妹会社の香港ドラゴン航空が1993年から定期旅客便を運航している。
キャセイパシフィック航空のジェームズ・ウッドロー貨物担当取締役は「プノンペン線は、世界随一といえる香港国際空港のカーゴ・ターミナルの利便性を活かし、カンボジアから香港を経由して世界各地へ向かう衣料品類や工業製品の物流活性化の一翼を担うだろう」と話している。