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安川電機、福岡県中間市にロボット製造の新工場

2014年11月20日 (木)

拠点・施設安川電機は20日、国内ロボット生産体制を再構築するため、中間事業所(福岡県中間市)内に新第3工場を新設すると発表した。

自動車関連市場を中心に自動化・省力化を目的としたロボット導入が加速し、需要が高まっていることを受け、同社は2013年度に北九州市の八幡西事業所内でロボット第2工場を新設、既設のロボット第1工場、第3工場とあわせ、3工場体制を整備したが、さらに拡大するロボット需要に対応する必要が生じていた。

そこで、生産能力の増強と生産性向上を目指し、中間事業所内にロボット新第3工場を新設し、大型ロボットの生産工場として運用することにした。隣接する部品の機械加工工場と直結し、部品加工・組立・試験・塗装・艤装の一貫生産で全体最適化を実現。

大型ロボットを生産している八幡西事業所の第3工場は今後、ロボット適用用途の拡大を狙いとした試験設備を充実させ、信頼性試験エリアを拡張する。これにより、生産力と開発力を併せて強化する。

新工場の概要
名称:中間新第3工場
住所:福岡県中間市大字底井野319-4
敷地面積:4万438平方メートル
建築面積:1万3346平方メートル
竣工:2015年6月30日
稼動開始:2015年8月21日
生産能力:900台/月