財務・人事センコン物流は12日、2026年3月期の通期連結業績予想を上方修正した。売上高は191億円(前回予想184億円)と7億円引き上げ、営業利益は6億円(同5億3000万円)、最終利益は2億9000万円(2億4000万円)へそれぞれ増額した。運送事業と乗用車販売事業で期初想定を上回る受注が継続しており、倉庫事業はおおむね計画どおりに推移しているという。
第3四半期累計の実績は、売上高147億2500万円(前年同期比5.7%増)と増収だった一方、営業利益は5億1200万円(同19.9%減)、最終利益は2億2000万円(46.1%減)と減益だった。倉庫事業では政府備蓄米放出の影響や貨物集約に伴う物流機器の移設工事が利益を圧迫。その他事業の採石事業で在庫製品(砕石)の時価評価による棚卸資産評価損を営業原価に計上したことも響いた。
事業別では、運送事業が化学製品などの輸送量や海上コンテナ取扱量の増加で売上高39億7000万円(9.5%増)、営業利益2億1300万円(55.1%増)と改善した。乗用車販売事業は高価格帯車両の新車販売増や中古車、車検・点検修理が堅調で売上高72億7100万円(5.1%増)となったが、新拠点のオープン費用や人件費増で営業利益は3億200万円(8.0%減)だった。会社は第4四半期の顧客動向と事業環境を踏まえ、増収効果を利益計画に織り込んだ。
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