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JMU、次世代省エネ型の18.2万トンばら積み船を引渡し

2015年1月16日 (金)
▲ゴールデンキャサリン(出所:JMU)

▲ゴールデンキャサリン(出所:JMU)

荷主ジャパンマリンユナイテッド(JMU、東京都港区)は15日、津事業所(津市)で建造していたフロントフジ向け次世代省エネ型バルクキャリア「ゴールデンキャサリン」を引き渡した。

船舶はフランスのダンケルク港の要求を満たす船型で、最新の省エネ技術を織り込み、同社が開発したGシリーズ18万2000トンのバルクキャリア。

低風圧型居住区の風圧抵抗の削減や低摩擦塗料仕様で摩擦抵抗を削減することで、GHG(温室効果ガス)を削減し、燃費を向上させた。また、レッジバウと呼ばれる船首形状を採用することで、波浪中の船速低下軽減を図った。環境面ではバラスト水処理装置を標準装備している。

■主要目
主要寸法:全長229メートル×幅45メートル×深さ24.55メートル×喫水18.18メートル
載貨重量:18万2000トン
総トン数:9万3200トン
主機関:MAN B&W 7S65ME-C8.2
航海速力:15.05ノット
定員:27人
船級:ABS
船籍:香港