JMU、次世代省エネ型ばら積み船を引渡し

荷主ジャパンマリンユナイテッド（JMU、東京都港区）は25日、津事業所（三重県津市）で建造していたレオオーシャン社向けの次世代省エネ型バルクキャリアー「スリーサスキアス」を引き渡した。

スリーサスキアスは、省エネ対策を講じて燃料消費量を大幅に減らし、温室効果ガス（GHG）の低減につなげた次世代省エネ船「Gシリーズ」のパナマックスバルクキャリアーで、省エネ設備のほか低風圧型居住区や波浪抵抗増加を減少するレッジバウ、低摩擦抵抗塗料を採用した。GHG削減に加え、燃料油タンク保護規則、NOx排出規則Tier2に適合している。

■スリーサスキアスの概要
主要寸法：全長2290mx幅32.26mx深さ200mx喫水14.45m
載貨重量：8万1000トン
総トン数：4万3200トン
主機関：MAN B&W 6S60ME-C8.2
航海速力：14.5ノット
定員：25人
船級：NK
船籍：パナマ