環境・CSR佐川急便は22日、エコ素材の送り状ラベルで年間67トンのCO2を削減したと発表した。
21日から出荷支援システムの送り状発行サポートで使用する送り状ラベルを、エコ素材に変更し、ラベルの焼却処分時に排出されるCO2を、年間67トン削減できるようにしたもの。
同社の送り状発行サポートで印字されるラベルは年間9700万枚あり、このラベルの素材をサトーホールディングスが開発したCO2削減技術「エコナノ」を使用する感熱紙に変更。通常の感熱紙と比較して焼却時のCO2の発生を80%以下に抑えるという。削減効果は杉の木4832本分の吸収量に相当する。
同社の送り状発行サポートは、荷物の発送業務で煩わしい送り状の作成を簡単にするシステム。