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日立物流と近鉄エクスが提携、企業の海外移転需要狙う

2011年5月12日 (木)

ロジスティクス日立物流は11日、近鉄エクスプレスと業務提携し、企業の海外移転需要などに対応するための合弁会社を設立することを決めた。出資比率は日立物流が51%、近鉄エクスプレスが49%となっており、7月1日付で設立する。社名は未定。

 

3PL事業を強みとする日立物流とフォワーディング事業を強みとする近鉄エクスプレスが、事業戦略・地域戦略に応じて協業による「高次のサービス提供体制」を構築し、共通の事業戦略を実現するために合弁会社を設立するとともに、両社合同でワーキンググループを組織。合弁会社のスムーズな設立や協業分野の検討を行う。

 

合弁会社は提携の一環として、社会インフラ・エネルギー関連を中心とした海外プロジェクト案件や、グローバルサプライチェーン最適化に向けた企業の海外移転への対応を目的とし、プロジェクトカーゴ領域で営業・エンジニアリング・プロジェクトマネジメントを対象とした合弁会社を設立する。