ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

【決算】栗林商船、子会社・三陸運輸の被害甚大

2011年5月13日 (金)
2011年3月期連結(単位:百万円)
 2011年3月期2010年3月期増減率
売上高42,13842,538-0.9%
営業利益1,1012434.5倍増
経常利益9092635倍増
当期純利益-337-558-

ロジスティクス重要拠点の1つである仙台港を基盤とした子会社・三陸運輸が東日本大震災で甚大な被害を受け、年度の業績は順調だったものの、資産の喪失など災害損失は多大なものとなった。グループ全体の災害計上額7億6838万円のうち、三陸運輸分が6億2213万円を占める。災害損失引当金計上額は、4億7069万円。グループ業績としては、海運事業で貨物量が増加するなど、営業利益が大きく改善した。

 

今期は、三陸運輸などの大きな落ち込みが予想されることから、売上高が31億3300万円減(7.4%減)の390億円、営業損益がの2億円の損失となる見通し。経常損益も14億900万円減少して5億円の損失を見込む。今後、仙台・塩釜地区で復興、施設の回復を急ぎ、業績改善を目指す。