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アイオイ・システム、WAS販売強化へ即納体制整備

2025年12月23日 (火)

ロジスティクスアイオイ・システム(東京都品川区)は22日、重量による誤出荷防止と検品作業の効率化を実現する「ウェイトアソートシステム WAS」の販売体制を強化したと発表した。スケールユニットの安定供給体制を整備し、受注販売から即納体制への移行を図ることで、今後の需要拡大に対応する。

▲導入事例(出所:アイオイ・システム)

WASは、商品の重量を基準に仕分け作業を自動化するシステム。仕分け時に設定された重量基準値と実測値を照合し、誤差があれば即座にランプ表示などで警告を出す。これにより、作業者の熟練度に依存せず、誰でも高精度な仕分け作業が可能となる。カート運用にも対応しており、現場の柔軟なニーズに応える。1グラム単位での重量閾値設定やワンタッチゼロリセット機能など、現場導入を想定した仕様も特徴だ。

▲導入事例(出所:アイオイ・システム)

同社は、EC(電子商取引)市場拡大や多品種少量生産、人手不足といった背景から、物流現場における自動化・省人化の重要性が一層高まっていると分析。WASの導入により、出荷ミスの大幅削減と検品作業の簡素化、業務効率の向上によるコスト削減が期待できるとしている。

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