財務・人事近鉄エクスプレスが5日発表した2014年4月から12月まで9か月間の決算は、航空・海上貨物の取扱量がともに増加したことを受け、14.1%の増収を確保。営業利益は3%増加した。4-6月期に米国独禁法関連引当金繰入額として17億4500万円を特別損失に計上したことが響き、最終利益は14.2%減少した。
航空貨物輸送は輸出重量で前年同期比12.3%増、輸入件数で4.8%増となり、海上貨物輸送は輸出容積で11.8%増、輸入件数で2.7%増と好調に推移。ロジスティクスも東アジア・オセアニアで取扱いが増えた。
[近鉄エクスプレス]2015年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期第3四半期決算 | 2014年3月期第3四半期決算 | 増減 | |
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売上高 | 233,606 | 204,756 | 14.1% |
営業利益 | 10,003 | 9,710 | 3.0% |
経常利益 | 11,032 | 10,433 | 5.7% |
当期純利益 | 5,559 | 6,482 | -14.2% |