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日通総研調べ、トラック事業者のデジタコ導入率は6割強

2010年7月4日 (日)

調査・データ日通総合研究所は2日、「中堅・中小運輸企業の組織的安全マネジメント手法に関する実態」の調査結果を公表した。

 

調査は、国土交通省国土交通政策研究所の委託で実施したもので、郵送アンケート調査を実施し、その中から安全に関して「特に熱心な取り組みを継続していると考えられる企業」に訪問調査を実施し、各企業のケーススタディをまとめた。  

 

郵送アンケートの結果によると、デジタルタコグラフはトラック事業者の約6割が導入しており、このうち約7割の企業が保有車両の殆どに装着していることがわかった。バス会社の導入は約3分の1、ハイタク事業者で約4割強となっており、トラック事業者の導入率の高さが裏付けられた。

 

ドライブレコーダーはトラック事業者の約4分の1の企業が導入しており、バス事業者も約4分の1であった。ハイタク事業者は約6割強の企業が導入しており、このうち約8割の企業が保有車両の殆どに装着していた。

 

安全管理に関する外部人材のノウハウの活用については、約6割の企業が公的機関や保険会社、車両ディーラー、コンサルタントから助言・指導等を受けている。また、安全管理に経験や実績のあるアドバイザーを有料でも活用したいと考えている企業は、トラック事業者で約4割弱に上った。

 

■調査の詳細は下記URLを参照。
http://www.nittsu-soken.co.jp/report/logistics/report14.html