島津SD、倉庫コントロールシステムの新製品を発売

サービス・商品島津エス・ディー（京都市中京区）は18日、倉庫内作業の生産性向上に適した倉庫コントロールシステム「フロアマスターWCS」と、出荷作業の生産性、正確性を高める検量ピッキングカート「フロアマスターPICs」の新製品を発売した。

倉庫内の全体・作業エリア別の進捗状況をリアルタイムで把握し、作業遅れの兆候を検知するとコンピューターが要員配置の変更を判断、直接作業員に指示するシステムを業界で初めて開発した。

このシステムを導入することで、現場のコントロールを管理者なしで自動的に行うことが可能になり、作業時間の短縮、人件費の削減につながる。

さらに、物流データ分析システム「フロアマスターPRO」と連携することで、作業者ごとの生産性・正確性を把握できるため、レイアウトの見直しや作業員の配置や教育など、現場の改善策を立てるのに役立つ。

同時発売するフロアマスターPICsは、商品の識別と個数検品を行うことができる検量ピッキングカートで、ユニバーサルデザインを取り入れ軽さと強度を両立した。