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東洋水産、札幌工場を移転、原料管理を集約

2011年5月25日 (水)

ロジスティクス即席麺の新工場イメージ東洋水産は25日、札幌市の即席麺工場、営業拠点を、小樽市銭函に移転すると発表した。

 

用地は2001年度に取得済みで、既に石狩第1-3冷蔵庫と、生麺・魚肉ハムソーセージ製造工場である石狩東洋が稼働している。新しい即席麺工場と営業拠点は、石狩東洋に隣接する形で今月着工、2012年4月頃に稼働を開始する。

 

新工場は品質管理を重視した最新の設備で、カップ麺・袋麺の合計4ラインを設置、赤いきつねうどん・緑のたぬき天そば・やきそば弁当各種などを、北海道地区全域に向けて供給する。資材自動倉庫を設置し、原材料管理体制の集約と効率化につなげる。

 

即席麺・生麺製品の大規模生産拠点と、冷蔵部門・営業部門の集約により、安定した供給体制が整い、効率化を図る。新工場の設置に伴い、現在の札幌工場(札幌市西区)は閉鎖する。

 

■即席麺新工場の概要
着工:5月
完工:2012年4月生産開始
所在地:北海道小樽市銭函
総投資額:約60億円
構造:鉄骨造3階建て
建築面積:9400平方メートル
延床面積:2万3000平方メートル
設置ライン:即席麺類合計4ライン(カップ麺、袋麺)
生産品目:赤いきつねうどん、緑のたぬき天そば、やきそば弁当ほか
製品供給地区:北海道全域