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リチウムイオン二次電池向け需要の急拡大に対応

セントラル硝子、中国合弁会社で電解液製造工場新設

2015年3月20日 (金)

国際セントラル硝子は19日、同社が60%を出資している中国の浙江中硝康鵬化学(CGCS)でリチウムイオン二次電池用電解液の製造・販売を開始すると発表した。合弁先の上海康鵬化学と合意した。

リチウムイオン二次電池用電解液の急速な需要拡大に対応するもので、CGCSの敷地内に電解液製造プラントを建設する。秋頃の完工と2016年初頭からの量産開始を目指し、第一期製造能力は年間3000トンを確保、市場の推移に合わせて9000年まで拡大できるな敷地を準備する。

建設費用は出資者からの増資で調達し、同社の出資比率は増資後も60%を維持する。セントラル硝子は新プラントの電解液生産に必要な技術供与を行い、日本、韓国(ジェイセル社)、中国(CGCS)の3か国で大型リチウムイオン二次電池用電解液のグローバル供給体制を整える。