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凸版印刷、QRコード用いたパッケージ多言語化を開始

2015年3月23日 (月)

荷主凸版印刷は20日、QRコードを活用した商品パッケージや印刷物の多言語対応サービスを4月1日から開始すると発表した。

商品概要などを最大15言語に変換して表示できる専用のQRコードを商品パッケージや印刷物に印字することで、訪日外国人へ向けた言語サービスと、商品を訴求する上で多言語制作を短納期・低コスト化する。

サービスの開始に際し、凸版印刷はPIJIN(東京都中央区)と業務提携し、PIJIN社が開発した多言語ソリューション「QRトランスレーター」を使用した商品パッケージや印刷物の国内代理店契約を締結した。

QRトランスレーターは、PIJIN社が提供するソリューションを用いてスマートフォンでパッケージなどに印字されたQコードを読み取った際、表示される商品情報ページをスマートフォンに設定された言語で翻訳し、表示。利用者は事前にアプリのインストールや特別な設定を行うことなく、日常スマートフォンで使用している言語で情報を閲覧できる。

凸版印刷では「「商品パッケージや印刷物でも、原材料の情報や日本文化の発信などの多言語対応が求められている」として、流通やメーカー企業などに対し、多言語化に即時対応できるソリューションとして、QRトランスレーターを用いた印刷物やパッケージを拡販。インバウンド関連事業を強化していくとしている。

Qコード制作料は年間1万円。