凸版印刷、多品種生産向け包装ソリューション発売

サービス・商品凸版印刷28日、軟包装分野で小ロット多品種生産に適したパッケージを提供する「トッパンFP（フレキシブルパッケージング）デジタルソリューション」の提供を4月下旬から開始すると発表した。商品の小ロット生産に対応し、「必要なとき必要な分だけ」生産できる。

菓子や食品、トイレタリーなど軟包装を用いた商品パッケージで、1種固定のデザインだけでなく、地域や季節、可変メッセージなどのバリエーション展開を実現するもので、デジタルプリントを用いることで軟包装パッケージの企画・制作・生産、販促プロモーションまでを幅広く支援する。

このソリューションの開始に伴い、同社のパッケージ製造子会社「トッパンパッケージプロダクツ」の福岡工場（福岡県古賀市）に、軟包装向けのデジタルプリント設備を導入した。

食品、トイレタリー、化粧品業界などに向けて販売を拡大し、2017年に10億円の売上を目指す。