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全ト協、不正改造排除活動の強化月間

2011年5月31日 (火)

話題全日本トラック協会は31日、6月を強化月間として実施する「速度抑制装置(スピードリミッター)の不正改造排除活動」の実施要領を発表した。

 

2008年度から毎年6月を強化月間として、全国的に速度抑制装置(スピードリミッター)の不正改造排除活動を実施しており、今年度で4回目となる。

 

活動では、チラシなどを作成して啓発に努めるほか、年間を通じ、全ト協のホームページに速度抑制装置不正改造車両の情報受付窓口を設置し、情報を収集する。寄せられた情報のうち、時速100キロメートル超で走行していると客観的に推定され、都道府県トラック協会会員であることが確認できた情報は、所属トラック協会に通知する。

 

地方トラック協会は、全ト協から通知を受けると必要に応じて事実確認を行うなど、フォローアップに努める。全ト協は、日本路線トラック連盟と共同して「安全共同パトロール」を実施し、速度抑制装置の不正改造トラックを確認し、指導を行う。

 

トラック事業者は、運行記録計のチャート紙などの速度記録をチェックし、高速道路での最高速度を超過していないか、速度抑制装置の機能は正常かの確認を徹底する。