東京都、沿道の耐震化促進、特定緊急輸送道路指定へ

ロジスティクス東京都は2日、4月に施行した「東京での緊急輸送道路沿道建築物の耐震化を推進する条例」（耐震化促進条例）に基き、特定緊急輸送道路案を作成し、同日から意見募集を開始した。都は現在の緊急輸送道路（総延長約2000キロメートル）のうち、高速道路を含めた約1000キロメートルを特定緊急輸送道路として、今月下旬に指定する方針。

特定緊急輸送道路は、同条例で定める緊急輸送道路のうち、主要な防災拠点、空港や港湾などを結ぶ道路、他県からの緊急物資や救援活動の受け入れのための主要な道路の機能を確保するための道路、災害時の区市町村本部を設置する区市町村庁舎との連絡に必要な第二次・第三次緊急輸送道路、他県の第一次緊急輸送道路との連絡に必要な第二次・第三次緊急輸送道路を指定するもので、1次から3次までの3段階に分けて沿道の建物の耐震化を進めるもの。

意見募集は2日から15日まで受け付ける。

詳細は下記URLを参照。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2011/06/22l62100.htm