ロジスティクス日本通運は7日、インドの現地法人インド日本通運が同国内のJIT(ジャスト・イン・タイム)物流を専門とする100%出資子会社「インド日通ロジスティクス」を設立し、1日から稼動を開始したと発表した。
インド日通では昨年からミルクラン業務の取り扱いを拡大させており、受発注管理、トラック運行管理、コスト管理といったJIT物流に専門特化し、高品質で競争力のある体制整備が必要になっていた。新会社設立により、チェンナイ市を中心とする自動車関連物流をはじめ、デリー、ムンバイ、バンガロールなどの都市部で輸送業務と倉庫内作業を行い、これらの都市を結ぶ幹線輸送にも対応していく。
また、新会社設立にあわせて、チェンナイ市近郊オラガダム工業団地の隣接地に、約1万平方メートルのクロスドック倉庫を開設した。
■新会社と新倉庫の概要
社名 | インド日通ロジスティクス |
資本金 | 4000万ルピー |
従業員数 | 70人(うち60人が技能系社員) |
倉庫名称 | インド日通オラガダム工業団地倉庫(仮称) |
倉庫面積 | 9597m2 |
事務所面積 | 150m2 |
ドック数 | 16(うち電動式ドックレベラー8基) |