関東運輸局、シダックス子会社を車両停止処分

話題シダックスは9日、連結子会社で自動車の運転業務・公共施設の管理業務のアウトソーシングサービスなどを手掛ける大新東の君津事業所が、7日付で関東運輸局から事業用自動車1両の使用停止処分を受けたと発表した。

使用停止期間は8日から17日までの10日間。点呼の実施が不適切で、運行管理者による点呼が1か月の総回数564回のうち、179件と31％にとどまっていた。また、輸送の安全確保に必要な、適切な指導・監督の記録についても、6回中2回分の記録がなく、道路運送法と旅客自動車運送事業運輸規則違反で、今回の処分となった。

シダックスでは「今後、このような事態が再び発生することがないよう、更なるコンプライアンス体制の強化を図るとともに一層の法令順守を徹底し、信頼回復に努めていく」としている。