サービス・商品西濃運輸は24日、同社社員のメールアドレスからウイルスが添付されたメールを複数の相手に送信する事故が発生した、と発表した。
問題のメールは、「Documents2404」の件名で同日10時30分頃以降送信されたもので、同社でウイルスの内容を確認しているが、これまでのところ特定できていない。
同社によると、外部の顧客からのウイルスメールを同社社員が開いたために感染。この端末のアドレス帳に登録されているメールアドレス宛に同じ内容のメールを送信し続ける状況になったという。
同社では、グループ内全拠点にこのメールを開かないよう通知したほか、同じ件名のメールをメールサーバー上から送信できないように設定、ウイルスが感染した端末をネットワークから遮断した。
さらに現在、同社が利用しているセキュリティ関連企業に検体を提供し、懐石とパターンファイルを作成。直接の受信者だけでなく、二次感染しないよう、この件名で送られたメールを開かずに削除するよう呼び掛けている。