ロジスティクスAI inside(エーアイ・インサイド、東京都渋谷区)は26日、運送業界で日常的に発生する運転日報や車両点検記録などの運行管理帳票を高精度にデータ化する新ソリューションの提供を開始したと発表した。独自開発の大規模言語モデル(LLM)「PolySphere-4」を活用し、従来のAI-OCRでは読み取りが難しかった複雑な帳票構造や記号、手書き記載を含む文書処理の自動化を実現する。
運送事業者では、ドライバーが記入した日報や点検表を営業所で回収し、Excel(エクセル)や基幹システムへ手入力する運用が一般的だ。左右に分かれた表構造や歯抜け形式、◯・△などの記号を含む帳票が多く、転記作業の負荷や入力ミスが課題となっていた。新サービスは帳票全体の文脈を理解して必要情報を抽出し、実データ検証で平均99.6%の読み取り精度を確保したという。
ユースケースとして、運転日報の登録業務では月400時間を要していた作業を50時間まで削減し、年間4200時間の事務作業削減を実現。全拠点の運行データを集約・可視化することで、ドライバーの稼働状況や労働時間の把握を迅速化し、配車計画や人員配置の最適化につなげる。車両点検記録では、記号を含む点検結果や確認者情報を即時に集約し、安全管理業務の効率化と標準化を進める。
同社は今後、作業日報や出勤簿、配送伝票など物流現場で扱う多様な帳票への適用を広げ、運送業界におけるバックオフィス業務の省人化と生産性向上を後押しするとしている。
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