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広東省、26年経済戦略で物流・デジタル連携を重視

2026年2月26日 (木)

ロジスティクス中国・広東省は24日、「2026年高品質発展大会」を開催し、26年の経済運営方針を発表した。製造業の強固な基盤と、金融・物流・ITなどサービス産業の成長を一体で高度化させ、「現代的産業システム」の構築を進める方針を打ち出した。製造とサービスの連携を深め、付加価値の高い産業構造へ移行する狙いだ。

大会で演説した共産党広東省委書記の黄坤明氏は、世界の産業がデジタル化・サービス化するなかで、製造業とサービス業の協調は不可欠だと強調。広東省は中国有数の製造集積地であると同時に、物流、貿易、テクノロジーサービスの拠点でもあり、今後は産業チェーン全体での価値向上を目指す。

具体策として、デジタル化と人工知能(AI)を中核に据える。スマート製造や産業インターネット、製造とサービスを組み合わせた統合型ソリューションの分野で主導権を握る考えだ。特に物流分野では、製造現場と流通・サービスをデータで結び付けることで、効率性と柔軟性を高める余地が大きい。

また、実体経済を重視しつつ、サービス産業の高効率化と高付加価値化を進める。中小企業や専業性の高い企業、いわゆる「小巨人」企業への支援を継続し、単一製品で競争力を持つ製造業や先進的サービス企業の育成を図る。サプライチェーンや研究機関、サービス事業者を結ぶプラットフォーム型企業の育成も掲げ、産業エコシステム全体の強化を目指す。

▲2026年省高品質発展会議の様子(出所:広東省)

人材面では、広東・香港・マカオ大湾区を高度人材の集積地として整備し、100万人規模の人材誘致計画を継続する。加えて、対外開放を堅持し、海外資源の呼び込みと地元企業の海外展開を後押しする方針だ。製造とサービスの融合を通じ、広東省は中国の第15次五か年計画(26-30年)を見据えた国際競争力強化を図る。

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