国際横浜ゴムは27日、メキシコのサンフランシスコIV工業団地(アグアスカリエンテス州)で自動車用ホースアッセンブリー工場を開設、7日に現地で開所式を行ったと発表した。
新工場は、横浜ゴム全額出資のヨコハマ・インダストリーズ・アメリカズがメキシコ生産拠点として設立し、すでに1月から稼動を開始している。エアコンホース、トランスミッションオイルクーラーなど自動車用ホースアッセンブリーを生産し、メキシコ国内のカーメーカーなどに販売する。
サンフランシスコIV工業団地は、アグアスカリエンテス州北方に位置し、アグアスカリエンテス国際空港から車で40-50分と利便性が高い。同州は経済成長率がメキシコ国内で最も高く、優秀な人材の採用が見込めることから、工場立地を決めた。