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凸版印刷、人間工学分析で物流現場のエラー抑制

2015年6月1日 (月)

サービス・商品凸版印刷は1日、作業現場でヒューマンエラーを抑制するオペレーション最適化ソリューションを開発し、6月からメーカー、流通、物流業界向けに提供を開始する、と発表した。

凸版印刷、人間工学分析で物流現場のエラー抑制

▲「パッケージUD診断システム」での診断イメージ(左)と、作業現場での視線解析イメージ(右、出所:凸版印刷)

このソリューションは、人間工学に基づいた分析を用いて商品や物品管理作業を改善するもので、同社の「パッケージUD診断システム」と分析ノウハウを応用し、業務用包材のデザインや構造の改善による識別性や扱いやすさの向上、現場での作業内容を視線解析や行動分析を用いて検証・改善することにより、ピッキングエラーなどの作業ミスを抑制する。

メーカーや流通業界の倉庫、物流業界の荷扱い現場、外食産業の調理場などに導入することで、作業現場の業務効率改善につなげる。

基本料金は250万円からで、パッケージUD診断システムを用いた業務用包材診断と、視線解析や行動分析を用いた現場オペレーション診断を含む。

メーカー、流通、物流業界に向けて拡販し、17年に関連受注を含め10億円の売上を目指す。