アサヒグループHD、飲料・食品事業を再編

フードアサヒグループホールディングスは3日、国内の事業基盤強化を目指し、来年1月1日付で飲料事業と食品事業を再編、ドライ飲料事業をアサヒ飲料に、食品事業を新設のアサヒグループ食品にそれぞれ集約すると発表した。

ドライ飲料事業はアサヒ飲料に集約するとともに、カルピスの機能性食品（通信販売、素材）事業と飼料事業を担う新会社として「アサヒカルピスウェルネス」を設立する。

また、アサヒフードアンドヘルスケア、和光堂、天野実業の食品事業3社は、共同株式移転で3社の完全親会社として「アサヒグループ食品」を新設したうえで、営業、マーケティング、研究開発、SCM、管理部門などの機能を新会社に移管。3社は主に製造機能を担う会社として事業を継続する。