調査・データ物流業界向けITサービスを手がけるAzoop(アズープ、東京都港区)は18日、トラックドライバーのうち、年末年始に休みなく働く人は14.2%を占めるとの調査結果を公表した。9割以上が「クリスマスから年末の時期が忙しい」と答えており、一部には年末年始に十分な休暇を確保できないドライバーがいることが明らかになったとしている。
同社は、全国のトラックドライバーを対象に「年末年始の過ごし方」に関するアンケートを先月18日から今月5日まで、インターネットを通じて実施し、155人から回答を得た。
アンケート結果によると、「クリスマス-年末年始(12月24日‐1月3日)の期間中、何日出勤・乗務予定か」という問いに対し、「11日(休みはない)」と回答した人は14.2%で、全体の1割を超えた。「10日(1日休み)」との回答も2.6%だった。
最も多かったのは「4-6日」の19.4%で、次いで「7-9日」の18.1%、「完全に休み」も15.5%で、しっかり休める人も多かった。
「年末年始で最も忙しいと感じる時期」については、「12月26日-31日」が最多の48.9%で、次いで「12月24、25日(クリスマス)」が42.0%と、年内が特に忙しいという回答が多かった。「1月1‐3日」は6.1%にとどまり、年明けよりも年末にピークを迎える物流事情がうかがえる。
「年末年始の印象深い荷物」という問いには、「おせち」「クリスマスケーキ」「クリスマスプレゼント」「クリスマスツリー」といった年末年始ならではの回答が多かったが、「御料車(天皇皇后両陛下が乗られる車両)」を運送したという回答もあった。
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