環境・CSR鈴与はこのほど、社員有志が毎月100円ずつ積み立てた募金と同額を会社が上乗せするマッチング・ギフトとして、静岡市社会福祉協議会を通じ、市内のボランティア団体、社会福祉施設に対して総額247万円を寄付したと発表した。
静岡市社会福祉協議会以外の各団体への贈呈は、同社社員が贈呈先を訪問して行う。それぞれの団体の活動を見学し、直接、話を聞くことで社員の社会福祉に対する理解を促進する狙いもある。
同社では、七代目の故・鈴木与平氏の社会福祉活動に対する遺志を継承し、1993年にマッチング・ギフト制度をスタート。社員有志が毎月100円ずつ給与天引きで募金し積み立てたものに、会社が社員1年間の積立額と同額を上乗せし、静岡市内の社会福祉団体に寄付している。4月末時点で994人の社員が参加している。