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日特エンジ、拠点分散へ長崎県で用地取得

2011年6月28日 (火)

拠点・施設日特エンジニアリングは28日、長崎県大村市の工業団地「大村ハイテクバーク」で土地を取得すると発表した。同日、売主の大村市土地開発公社と基本的な合意に至った。取得する土地は面積1万3000平方メートルで、取得価額は非公開。

 

同社事業領域では、省電力、自然エネルギーへの転換とマーケットの拡大が見込まれ、これらの世界的な流れへの対応として研究、開発、生産を進めることが求められるようになり、同社の取引が拡大している中国、台湾、韓国、今後取引の拡大が見込めるASEANといったエリアへの利便性、これまで東日本に集中していた生産拠点のリスク分散の見地から、新たに土地を取得し、拠点に加えることにしたもの。

 

同社の主力である自動生産設備の市場が中国、台湾、韓国に急速に移行し、設備需要も単純な量産設備から、セット部品のハイテク化、エコ化に伴うデバイスの変化が加速するなど環境が大きく変化した影響を受け、同社製品の輸出比率も70%を超えている。

 

新拠点の操業開始は2012年7月となる見通し。