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ダブル・スコープ、韓国で第3工場用地取得

2016年9月12日 (月)

荷主ダブル・スコープは、韓国で第3工場用地を取得し、コーティングセパレータの生産拠点を構築する。

このほど現地法人が韓国産業団地公団とMOUを取り交わした。操業中の2区画に加え、5月30日に発表した工場用地とは別に、追加で取得する。第1段階としてコーティングセパレータ生産設備2ラインの増設を決めた。

取引先から耐熱特性に優れたコーティングセパレータの引き合いが強く、特に今後、欧米、韓国、日本などでEV向けに需要が急拡大すると判断。

現在は第1工場用地に2ラインのコーティング設備を稼働させているが、これに加えて既存工場と隣接した第3工場用地に最大18本のコーティング設備を設置できる工場用地を取得し、第1段階として2ラインのコーティングセパレータ生産設備を増設することにした。

投資総額は3000万米ドル(31億円)で、忠清北道梧倉工業団地の第2工場用地隣接地3万3000平方メートルでMOU締結後5年以内に投資を終える。今回の投資額は150億ウォン(15億円)で、コーティングセパレータ生産設備2ラインなどを設け、2017年9月までに量産を開始する。