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タイ商務省次官が生協連訪問、物流網の改善など説明

2015年6月9日 (火)

国際タイ商務省次官が生協連訪問、物流網の改善など説明日本生活協同組合連合会は9日、タイ商務省のチュティマ・ブンヤブラパット事務次官ら13人が日本生協連を訪問し、タイ製品の取り扱い状況や物流網の改善に向けた相互協力について説明したと発表した。

タイは、日本生協連が取り扱う輸入品の中で多くの割合を占める重要な貿易相手国となっている。今回は訪問した一行に対し、日本の生協組織、事業状況、社会的役割などの概要と、日本生協連のタイ製造商品の取り扱い状況、物流網の改善のための相互協力を説明した。

また生協の宅配事業の仕組み、地域での見守り活動、高齢化などによる市場の成熟度、量よりも品質が求められる日本の高齢層の状況について、活発な質疑応答を行った。

チュティマ・ブンヤブラパット事務次官が「タイとしてさまざまな生産者を日本に紹介し、タイ製造商品の輸出を促進したいので、日本の生協にも紹介を進めたい」と意欲を示したのに対し、日本生協連は「今後も継続的に関係を保っていきたい」との見解を表明した。