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全量を起亜自動車メキシコ工場へ供給

現代グロービス、韓国に4拠点目のKD輸出拠点

2015年6月11日 (木)

拠点・施設現代グロービスは11日、韓国・牙山市に新たな物流拠点「牙山KDセンター」を開設すると発表した。

新センターは敷地面積4万2900平方メートル、建築面積2万720平方メートルで、自動車の半組み立て部品の梱包機能を備える。年末に竣工させる計画。これにより、韓国内で同社が運営するKDセンターは4拠点となる。

KDセンターは、国内外で調達した完成車向け生産部品を梱包・輸出し、海外の現地完成車工場に供給する機能を持つ。同社は国内でKD部品の発注、調達、包装、輸出業務を行い、米国、チェコ、スロバキアなど8か国の現代起亜自動車10工場に向けてジャスト・イン・タイム(JIT)納入している。

牙山第2KDセンターは、峨山第1KDセンターとの距離が20キロと近く、周辺の部品メーカーからKD部品の円滑な供給を受けることができるため、起亜自動車や部品パートナーの物流コスト削減に寄与することが期待されている。

完成後は韓国内130以上の部品パートナーから調達した700以上のKD部品を起亜自動車のメキシコ・モントレー工場に全量供給する計画。モントレー工場では、2016年上半期からモントレー工場で「K3」(フォルテ)などの完成車を年間30万台規模で量産する体制に入る。