ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

常石造船、工場で救命講習会、31人参加

2015年6月19日 (金)

荷主常石造船(広島県福山市)は19日、福山西消防署沼隈内海出張所の救急隊員の指導による普通救命講習会を開催したと発表した。

講習会は、常石工場安全研修センターで17日に行われ、同工場の従業員31人が参加。AEDの使い方や心肺蘇生法のほか、作業現場での緊急時の救急法を学び、実際に倒れた人を発見したときの対応を訓練した。

講習は、事故などによる心肺停止や出血などの緊急事態に、救急車到着までに必要な心肺蘇生法やAED使用などの応急手当の習得を目的としたもので、心肺蘇生、AEDの装着で命を救われた経験がある参加者は、「救急隊や病院の先生から、後遺症もなく社会復帰できたのは一緒にいた人が即座に心肺蘇生をしてくれたおかげだと言われた。自分の家族や一緒に働く仲間に、もしもの時は今回習ったことを生かし、人命救助を行いたい」と話した。

次回は、事務部門を対象に10月に実施することにしている。