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共立印刷、西川印刷を買収、物流で相乗効果期待

2015年7月14日 (火)

荷主共立印刷は13日、西川印刷の全株式を10億円で取得し、子会社化すると発表した。

関東に拠点を置く共立印刷と九州に拠点を置く西川印刷は、営業エリアで競合が少なく、西川印刷を子会社化することで、物流を考慮した生産体制の構築など相乗効果を発揮しやすいと判断した。

共立印刷は、オフセット輪転印刷による商業印刷物や出版印刷物の製造を中心に、新たな事業領域として圧着ハガキや封入封緘のダイレクトメール印刷物、店頭POPなどのバリアブル印刷に取り組んでいる。

一方、西川印刷は熊本県を拠点として、オフセット輪転印刷機やオンデマンド印刷機などを所有。直近の決算(前3月期)は売上高50億7300万円、営業利益1億200万円、最終利益7400万円。