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共立印刷、物流見直しで収益拡大

2010年4月19日 (月)

荷主共立印刷は4月19日、製本工程で物流の外注先を見直した結果物流コストの圧縮に進展が見られ、収益が予想を上回る見込みになったとして、2010年3月期の個別通期業績予想を情報修正した。

 

同社はこれまで、製造単価の高低を基準に製本工程の外注化を分散させていたが、分散によって物流コストが増大していたことから、物流改善のプロジェクトを進め、複数の物流委託先を1社に絞り込むなどの施策を実施。委託先物流会社による輸送単価引き下げもあって「予想以上に改善効果があった」として、今期も取り組みを拡大する。

 

このほか、製造人員の効率化による効果もあり、前回予想時に比べて営業利益が46.2%増、経常利益71.4%増、当期純利益75%増に修正した。売上高は「ほぼ計画通り」に推移し、1.1%の微増。