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三菱ケミカルHD、化学系3社の統合検討を表明

2015年7月16日 (木)

荷主三菱ケミカルホールディングスは16日、傘下の事業会社のうち三菱化学、三菱樹脂、三菱レイヨンの化学系3社を2017年4月をメドに1社に統合する前提で組織再編の詳細な検討に入る、と発表した。

同社は化学系3社の統合を検討する背景として「環境変化に柔軟に対応し、規模と収益で上回る欧米化学企業や目覚ましい発展を遂げるアジア企業群との激しい競争を勝ち抜くため、事業基盤の強化が喫緊の課題になっている」と説明。

従来の枠組みにとらわれず、3社が持つ事業ユニット、技術プラットフォーム、販売チャネル、重複する組織・機能を再編成・統合することで、人、技術、情報などの経営資源を活用し、事業の成長とグローバル展開を加速していくことが必要と判断した。

今後、詳細な検討を進め、今年度中に統合するかどうかの結論を出す方針。