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上位5社のシェア合計99.7%

消費増税と値上げで減少に転じる、14年度宅配便実績

2015年7月24日 (金)

調査・データ国土交通省は24日、2014年度の宅配便取扱実績を公表した。14年度の宅配便取扱個数は36億1379万個で、13年度実績に比べて2289万個・0.6%の減少となった。消費税率の引き上げや大手事業者の値上げに伴い、前年度までの傾向から一転して荷物量が減少したとみられる。

消費増税と値上げで減少に転じる、14年度宅配便実績

このうちトラック運送は0.7%減の35億7008万個、航空などの利用運送が4371万個で5%増えた。

便名ごとのトラックによる宅配シェアは、上位5便で全体の99.7%を占め、さらに「宅急便」「飛脚宅配便」「ゆうパック」の上位3便で92.5%の占有率となった。航空利用運送は「飛脚航空便」「宅急便タイムサービスなど」「フクツー航空便」「スーパーペリカン便」の4便で全体の37.6%を占めた。

2014年度宅配便シェア

メール便取扱冊数は3.1%減の54億6425万冊で、シェアは「ゆうメール」「クロネコメール便」の上位2便で96.3%を占有した。