ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

富士通、環境行動17項目中2項目の目標上方修正

2015年7月28日 (火)

環境・CSR富士通は28日、環境行動計画の2014年実績を公開した。14年度は「ICTの提供による温室効果ガス(GHG)排出量の削減」「環境配慮製品の開発と提供」など17項目のうち2項目の目標で、15年度末の目標に相当する実績を達成したことから、目標値を上方修正した。

ICTの提供による温室効果ガス(GHG)排出量の削減では、保守業務ソリューションやクラウド型電子カルテシステムなど、GHG排出量の削減効果が大きいソリューションを新たに算定対象に加えた。

この結果、削減効果はグローバル全体で1397万トン、13年度からの累計は2483万トンとなり、計画策定時の目標としていた15年度末までの累計目標値2600万トンを上回ったことから、目標を3800万トン以上に上方修正した。

環境配慮製品の開発と提供では、13年度に続いて新規開発する製品の部品点数の削減や、部品の小型・薄型・軽量化、高密度化による製品の小型化などに取り組んだ。この結果、新製品の資源効率が11年度比で33.6%向上し、15年度末までの目標20%をすでに達成、目標を35%以上に上方修正した。