GLP、DHLサプライチェーンに浦安の物流施設賃貸

ロジスティクスグローバル・ロジスティック・プロパティーズの日本法人、GLプロパティーズ（東京都港区）は20日、DHLサプライチェーン（東京都品川区）に千葉県浦安市の物流施設「GLP浦安3」を長期賃貸する契約を締結したと発表した。

DHLグループとGLプロパティーズ間では、専用施設「GLP新木場」、マルチテナント施設「GLP大阪」に続き、日本国内で3拠点目の賃貸借契約となる。DHLサプライチェーンはGLP浦安3に8月から入居し、年内にはアパレル用品向けの物流センターとして稼動させる。

今回の契約による賃貸借面積は3万4812.63平方メートル（1万530.83坪）で、これにより、GLP浦安3は稼働率100％となる。

3月11日に発生した東日本大震災で、浦安市は震度5強を記録、液状化現象も発生したが、GLP浦安3は建物に被害がほとんどなく、液状化による被害を受けた敷地の舗装についても復旧を進めている。

今回の契約締結により、GLプロパティーズが国内で運営する69施設全体の6月末時点の稼働率は98.6％となった。

■「GLP浦安3」の概要